帰化申請をおこなう際には「帰化の動機書」を作成し提出しなければなりません。(特別永住者の方、15歳未満の者が帰化申請をおこなう場合は不要)
動機書には「なぜ帰化したいか」という理由を申請者本人が自筆で記入し、書面で提出します。(500字程度、パソコン不可、代筆不可)
内容としては、これまで日本に滞在するに至った経緯や動機、日本での暮らしや仕事に対する感想、本国(母国)と日本に対する思い、今まで日本でおこなった社会貢献活動または今後おこないたい社会貢献活動などを記載します。
何から書いていいか分からない場合は、下記6つの動機書の書き方のポイントを押さえながら、①→⑥へと順を追っていくと書き易いです。
①日本で滞在するに至った経緯や動機を記載
②日本での生活や仕事などの滞在経歴を記載
③日本での生活や仕事に対する感想
④帰化申請をするにあたって、本国(母国)と日本に対する思いをそれぞれ記載
⑤日本で今までにおこなった又は今後おこないたい社会貢献等を記載
⑥最後に「なぜ帰化申請をしたいか」という素直な気持ちや率直な思いを記載
※文字数は500程度で収めます。
※ボールペンで記入します。修正液は使用できません。
以下は動機書の記載例になります。
私は中国○○省で生まれ、中国の中学・高校・大学を卒業して、平成〇年〇月に来日致しました。
日本では○○日本語学校を卒業後、○○大学大学院に進学し卒業しました。
現在は、○○株式会社を設立し代表取締役を務めております。
日本での仕事はとても充実しており、会社の従業員との人間関係も良好で、毎日楽しく過ごすことができております。
日本に滞在して以降、多くの日本の文化に触れてきて、以前から想像していた通り素晴らしい国だと日々実感しながら生活しております。
日本人は外国人の私にとても優しく、日本人の優しさに触れるたびに、日本へ来て良かったなと感じております。
これからも日本で暮らしていきたいですし、本国に帰る意思もございません。
帰化後はより一層日本での仕事に励み、日本の社会や日々お世話になっている従業員の方々の為に尽くすことができるよう、努力していきたいと考えております。
どうか帰化許可のほど、宜しくお願いいたします。
令和〇年〇月〇日
申請人
私は○○で生まれ、○○の中学・高校を卒業し、平成○年に〇〇という理由から来日いたしました。
日本では○○大学の○○学科に入学・卒業し、株式会社○○を経て、現在は株式会社○○にてITコンサルタントとして働いております。
また、令和〇〇年〇月には日本人の○○○○と結婚いたしました。
公私ともに充実しており、勤務先においては従業員や上司との人間関係も良好で、毎日楽しく仕事ができており、妻との婚姻生活では○○市に住居を構え、現在2人仲良く暮らしています。
日本に滞在して以降、多くの日本文化に触れ、沢山の方々に支えられながら暮らしてきました。
今は日本に来日して良かったと心の底から思っています。
上述の通り、現在の私の生活の基盤は日本にあり、日本での生活にとても馴染んでおります。
これからも妻と末永く日本で生活したいですし、本国に帰る意思もございません。
帰化後はより一層仕事に励み、お世話になっている会社の方々をはじめ、日本社会に貢献できるように日々努力していきたいと考えております。
どうか帰化許可のほど、宜しくお願いいたします。
令和〇〇年〇月〇日
申請人
代表行政書士 白山大吾
帰化申請にあたっては、事前に入国管理局側の審査のポイントを押さえておくことが大切です。
まずは専門性の高い行政書士に相談されることをお勧めします。
当所も初回無料相談にてお客さま一人一人のご状況やご不安を丁寧に伺って、最善の方法で帰化取得できるようサポートしております。
どうぞお気軽にお問い合わせ下さいませ。
全国オンライン対応で受付しております。
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